大人になって忘れていた「世界への憧れ」

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子どもの頃、世界は果てしなく広くて、どこまでも輝いて見えました。
あの頃は、どんな夢も叶えられると信じていたのに、いつの間にか現実に押し流されてしまう。
今日は、そんな「子どもの頃の夢」をもう一度思い出したお話です。

子どもの頃、世界はまぶしく見えた

子どもの頃、私は世界に強い憧れを持っていました。
田舎で育ち、両親は共働きだったため、家族旅行の経験はほとんどありません。
だからこそ、テレビの中で見る海外の景色や街並みがとてもキラキラして見えたのです。

小学校の卒業文集には、「将来の夢は世界一周」と書いた記憶があります。
いろんな国を見てみたい。
世界を自分の目で感じてみたい。
田舎の少女はそんな夢を抱いていました。

憧れから現実へ ― 大人になって気づいたこと

大学では国際系の学部を選び、英語や他の言語を学びました。
念願の留学も経験し、あの頃の夢に少しだけ手が届いたような気がしました。

けれど社会人になると、現実はそう甘くありません。
収入も限られ、長期休みを取るのも難しい。
海外旅行への憧れは次第に薄れ、「近場でいいから外国の雰囲気を感じたい」と思うようになりました。

そんな時に予約したのが、ベトナム・ホーチミン行きのチケットです。
2020年のはじめ、ようやく叶いそうだった夢。
ところが、その矢先に新型コロナウイルスの流行が始まりました。

直行便はハノイ経由へ変更となり、出発時間も大幅にずれ込みました。
私は医療職と関わる仕事をしていたこともあり、泣く泣く旅行をキャンセルしました。
あのときは、「もう海外へ行くことはないのかもしれない」と本気で思いました。

忘れていた夢に、もう一度光を当てたい

子どもの頃は、どんな無謀な夢でも「大人になれば叶えられる」と信じていました。
でも、大人になるとしがらみが増え、挑戦よりも「諦め」が先に立つようになります。

今回ブログを書きながら、ふと気づいたのです。
――あの時の夢、まだ心のどこかに残っているな、と。

もう一度、海外への旅に挑戦してみよう。
そう思えたのは、あの頃の自分が今でも背中を押してくれているからかもしれません。

最後に

みなさんは、子どもの頃どんな夢を抱いていましたか?
一度は忘れてしまった夢でも、思い出すことでまた新しい一歩を踏み出せるかもしれません。
あの日の自分が見た世界を、もう一度見に行ってみませんか

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