大人と子供、どちらがいい?
大人になると、ふと子供の頃を思い出して「無邪気でいいな」と感じることがあります
一方で、子供から見れば大人は
「自由に使えるお金があって、欲しいものを買えて羨ましい」と映るかもしれません
そんな風に、大人と子供はお互いの立場に憧れるものです
今回は、大人になって良かったことについて考えてみようと思います
学生時代の窮屈さ
私はよく、中学や高校時代の夢を見ます
仲の良かった友達と一緒につるんでいる夢ですが、そこにはどこか窮屈さがありました
トイレに行くのも友達と一緒、次の教室へ移動するのも友達と一緒
一人で行動することが少なく、もし一人になると「友達がいないのでは?」と思われるのが嫌で、
無理してでも誰かと一緒に過ごしていました
子供時代は、狭い箱の中で限られた人間関係に合わせ、
嫌われないように立ち回る日々だったように思います
大人になって得た自由
社会人になってからも、会社では多くの人と関わります
しかしプライベートまで一緒に過ごしたいとは思いません
仕事上のつながりがあっても、結局いつかは別れる人たちです
学生時代の友人とも、卒業して15年以上経つと価値観が変わり、だんだん疎遠になっていきました
私はそもそもマメに連絡を取る方ではありませんし、無理に関係を続けようとも思いません

大人になると、自分の時間をどう使うかは自分次第
人間関係に縛られすぎず、必要以上に「合わせる」ことをしなくても生きていける
これこそが、大人になって良かったと思う一番の点です
子供時代に戻りたいか?
今振り返ってみても、私は子供の頃に戻りたいとは思いません
子供時代の思い出もありますが、
それ以上に「自由の少なさ」「他人に合わせ続ける窮屈さ」を強く感じていたからです
もちろん、大人には大人の責任が伴います
しかしその責任は「自由」と表裏一体
自分で選び、自分で決めて、自分の人生を生きていける喜びがあります
子供時代を過ごしている人へ
もし今、子供時代を辛いと感じている人がいたら伝えたいことがあります
大人になると、確かに責任は増えます
けれども、その分自由も増えます
一人でも大丈夫、誰かに合わせなくても生きていけます
子供の頃には想像できなかった「自由な世界」が、大人になった先には広がっています



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