「うまく言えない」――そのもどかしさを、何度感じてきたでしょう。
頭の中には確かにある思いや考え
でも、いざ口に出そうとすると、言葉が見つからない
そんな自分に、ずっと小さなコンプレックスを抱えていました
この苦手を克服したくて、日記を書き始めました
日記は以前ラジオで井上咲楽さんが、3年日記というのを紹介されていたので、
私も3年日記を購入しました
(3年日記は、1年前、2年前はどんなことを感じていたのか過去を振り返ることが出来ます
1年前とちっとも変わらないなぁとか、2年前はこんなことを想っていたんだと気付かされます)
毎日、その日にあったことや感じたことを短く綴る
それを3年ほど続けたおかげで、「自分の内側を外に出す」ことには少しずつ慣れてきました。
そんな中で出会ったのが、「言語化力 言葉にできれば人生は変わる」(三浦崇宏著)です
この本には、言葉が単にコミュニケーションの道具ではなく、「自分の人生を再構築する力を持つ」と書かれていました
特に印象的だったのは、次の2つの言葉です
過去の出来事を単なる屈辱や後悔として終わらせることもできるが、現在の自分の思考を切り替えて過去に新しい意味を与え、『今を戦い抜くための武器』として再生させることもできる。そして過去の意味を変えることで、現在がより強く美しいものになる。
ある時点では屈辱的だったり、ピンチであっても、努力を積み重ねたり、解釈の仕方を変えたりすることで『必要な過去』に変えていくことはできる。どんな過去だってあとから意味を変えることで『成仏』できる。過去は変えられる。それを変えるのは、現在を生きるあなただ。
この部分を読んだとき、過去を悔やむだけの自分から、「過去を武器にできる自分」へと意識が少し変わった気がしました
完璧な言葉を探すのではなく、まずは拙くても、自分の思いや経験を外に出す
その繰り返しが、未来の自分をつくっていくのだと信じています
正直きれいごとを自分でも述べているだけのように感じます
過去のことに引っ張られて何度後悔しただろうか
でも言葉というのは不思議なもので、
ピンとくる言葉を見つけるとその時は何かが変わるという希望が湧いてきます
だからこれからブログを通して、自分の言葉を探し続けます
そして、今日の言葉が、未来の私を救う一文になるかもしれないと信じながらブログを書いていきたいです
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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